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CNEWS記者胡照鑫、劉宇軒/台北特集

「日本に行きたい！」世の中がコロナ禍に見舞われてから約2年弱、海外旅行に行けない虚しさを埋めるために、日本が恋しくなると昔のフェイスブック写真を見てみる台湾人たち。日本旅行に飢えた台湾人のため、台湾楽天市場は全日本コメ‧コメ関連食品輸出促進協議会（以下全米輸と略）と提携し、台湾国内のオンラインやオフラインのチャネルを通して、一足先に日本産米と日本酒のプロモーションを行います。今回の提携をきっかけとして、今後はより多くの日本製品を台湾の消費者に届けていく予定です。

全米輸専務理事の細田浩之によると、台湾と日本は共に少子高齢化問題が進み、日本国内では米の消費力も年々減少しているため、販路の拡大や海外輸出量を増やすことが課題となっている。今回は農林水産省のコメ海外市場拡大プロモーションの一環として、日本が誇る商品を台湾の消費者に知ってもらうことを期待しています。

細田浩之はさらに、台湾と日本は元々友好関係にあり、加えて台湾ではコロナウイルス感染症対策が世界的に進んでいるため、日本最大級のインターネットショッピングモールである楽天の台湾版である台湾楽天市場と共にオンラインプロモーションを通して日本産米の発信だけでなく、代理店とのマッチング会も同時開催。楽天のブランド力や知名度を通して、オンラインだけでなく、オフラインでも台湾の代理店に商品を安心して販売していただくためのサポート体制を整える。

1882年開業、日本でも有名な米の卸売販売業者でもある木德神糧の海外事業部代表である尹慧婷によると、木德神糧は「吉野家」や「すきや」など、台湾の方々も知っている飲食チェーンに米を卸しており、毎年新たな商品の開発も行っている。日本産米は冷めても美味しい特徴があり、お寿司やおにぎりだけでなく、丼ものやカレーライスにも適しています。今回おススメする長野県産コシヒカリはモチモチして、食味が良く強い粘りがないため、充分に日本産米のおいしさを楽しめます。

料理だけでなく、日本酒を通して日本産米の違った美味しさを楽しむこともできます。創業から360年を超える菊正宗の海外事業部課長良津智成によると、菊正宗は日本で数少ない、江戸時代から伝わる「生酛造り」の伝統を守り、力強く、スッキリした味わいの日本酒を醸造しています。今回紹介する「しぼりたてギンパック」では、IWC(インターナショナル‧ワイン‧チャレンジ)の最優秀賞を受賞。小売価格1,000円以下という優れたコストパフォーマンスにもかかわらず、芳醇な香りを味わうことができます。

また、「吟醸しか造らない、手作りでしか造らない」をコンセプトにした人氣酒造代表である五十嵐里絵によると、商品最大の特徴は木桶仕込みのあと、1度だけ殺菌し瓶詰めをすることによって、鮮度や風味を保存。ワイングラスで味わうと木桶の繊細で複雑な味わいを楽しむことができます。最新情報として、EUやカナダのオーガニック認証を受けたオーガニック日本酒が近日中に台湾発売予定ということで、台湾の消費者もオーガニック日本酒について楽しめるとアピール。

最後に、台湾楽天市場のCFO李志興（Justin Lee）が、楽天は日本最大級のインターネットショッピングモールだけでなく、台湾楽天市場は台湾進出から13年、累計2万社をサポートした実績を持ち、現在7000社のセラーを有する台湾でも知名度を誇るインターネットショッピングモールとなっています。今回のマッチング会を通して、日本が誇る米製品を台湾の代理店に紹介し、一般消費者は台湾楽天市場で購入可能となります。また法律により、インターネット上でお酒の販売は不可となるが、一部の代理店はオフライン店舗も所有しているため、オフラインでもこれらの商品を入手可能となります。

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